勾践の館~寧波滞在記~ -5ページ目

激旨ラーメン

激旨ラーメン

月曜日は休みなので、市内まで買い物に行ってきた。

 

昼食は新しくできたという日本式ラーメン屋さんで食べた。

店の名前は「激旨ラーメン」。

店内は日本画が飾られており、店員も日本のラーメン屋さんのように

ハッピ(かな?)を着ていた。

 

私はとんこつラーメンを頼むことにした。これがその写真。

 

値段は18元。普通の蘭州ラーメンは3~5元だからやっぱり割高ですね。

以前、日本の友人からうまいうまいと聞いていて、期待が大きすぎたせいか、

食べた時は「こんなものか」という感じで、あんまりおいしくなかった。

スープは味がまとまっていなくて、ピンボケしている感じ。

でも、麺の硬さはちょうどよく、こしもあった。

 

やっぱり本場の中華そば(なんか矛盾している表現ですね~、

中国に中華そばなんてないんだから)を食べたいなぁ~~。

 

ちなみに連れの学生L君も一緒に食べたが、

カップラーメンと同じ味がする」と言っていました。

あんまり受けがよくなかったみたい・・・。

遂に上海で・・・

今、中国で一番話題になっていることは、

なんと言っても日本の歴史教科書問題日本の常任理事国入りのことである。

 

この週末は、日本政府に対するデモが中国各地で行われたようである。

特に、北京・広州・深圳(しんせん)・成都では大規模だったようだ。

私は今日はずっと家にいたのでよく分からないが、ここ寧波市でもデモがあったらしい。

 

さっきインターネットのニュースを見たら、上海の留学生がビール瓶で(!?)殴られたようですねぇ。

 

教科書問題については、わたしは中国側の訴えは理解できる。

以前も少し言ったが、地理の教科書 はありのままの中国を伝えているとは言いがたい。

最近私が授業の参考に用いている歴史の教科書も、学習内容削減の影響か分からないが、

具体的な記述に欠ける(例えば、「盧溝橋事件」は「北京郊外の」というように書いてある)。

(一部学生に見せたが、この教科書に関していえば、歪曲はないと言っていた。

ただ、やはり内容の薄さという点では、私と同意見だった)

 

話題の「新しい歴史の教科書」は私は実際に見たことがないので具体的なコメントできないが、

聞いた情報だけ集めてみても、とても日本の生徒たちにこれを使って教えることができない。

 

私は中国にいるし、このページを見ている学生たちもいるのであんまり大きいことは言えないが、

デモをすることは結構だが、暴力に訴えるのは果たしていかがなものだろうか・・・。

日本の歴史教科書・常任理事国入りに反対することが、

日本人を殴ったり国旗を燃やしたりしてもいいという説明にはならない。

 

私は中国にいて、日本と中国が様々な政治的な問題を乗り越えて、

いつまでも仲のよいいい関係であって欲しいと願っている。

一番大切なことは、同じ過ちを繰り返さないということだ。

 

ちなみに私は大丈夫です。大学の中は安全です。

 

 

 

 

大学内に自動車学校発見!!

自動車学校

もうここの大学に来て1年半以上になるが、

まだまだ知らないことはたくさんある。

 

今日発見したのは「自動車学校」。大学内のある飲食店の裏側にあった。

 

日本の自動車学校の敷地より狭い。そして、学生数も少ない。

中国では自動車は庶民にとっては高嶺の花なので、

学生が自動車学校に通うということは少ないのかもしれない。

 

写真は車庫入れの練習の様子。日本のより幅が狭くないか?

 

私は中国に来てからは運転していない。

時々運転したい衝動に駆られる。

ここの自動車学校って、お金払えば自由に練習させてくれるのかなぁ?

左ハンドルも経験してみたいし・・・。

 

学生の皆さん、知っていたら情報提供お願いします!

 

ブログ宣伝!

今日の授業時間に自分のブログの宣伝をした!

 

これで数字も伸びるに違いない!

 

でも、期待に答えて毎日更新しなければ・・・

線が切れた~~

今日は特に面白い話題がなかったので、昨日のことを。

 

火曜日は「テニスデー」で4時45分から6時くらいまでテニスをする。

日本語科の2年生と一緒に日本語で会話をしながら日本の部活動のように活動する。

もちろんテニスの技術アップも目標だが、自然な日本語を身につけさせようという狙いもある。

 

その中で乱打している時にラケットのガット(線)が切れてしまった。

 

というのは、私は日本にいたとき軟式テニスを中学校から大学までやっていたのだが、

一度としてガットが切れたことがなかった。

 

パワーヒッターとかって、よくガットが切れるのだが、ちょっとそれにあこがれていた。

 

俺も、ついにパワーヒッターの仲間入りになったのかと、

ちょっとうれしい感じがしました。

 

(注)「パワーヒッター=ガットが切れる」という図式はわたしの勝手な思い込みです。

CSS機能??

今日は午前の授業と午後4時くらいに外でテニスする以外は

ずっと家にいて、パソコンとにらめっこしていました。

 

Amebaさんがリニューアルしてから、いろいろ設定が変えられるということで、

CSSとかというものを使って改造(?)してました。

 

う~ん、パソコン初心者にとってはまだまだ使いにくいですね~。

何でか分からんけど、リニューアル以前に書いた記事と後の記事で

字の大きさが違うんだよなぁ・・・?

 

まあ、今夜も時間ありますから、格闘してみます・・・。

 

コカ・コーラ(バニラの香り)

コカコーラバニラの香り中国で売っていた変なもの第2弾!

今回はコカコーラ(バニラの香り)。

「バニラ味」じゃなくて「バニラの香りってのがみそだ。

 

味はまったく普通のコカコーラだが、

香りは香り付きの消しゴムのバニラの匂いがする。

 

まぁ、別にバニラの匂いをかぎたくてコーラを飲みたいわけではない。

 

何のためにバニラの香りをつけたのかが疑問だ。

 

スプライト(ミント味)

中国にはいろいろなもの売っています。スプライトミント味

これは先日大学内のスーパーで特売で売っていた、スプライトミント味

俺は以前飲んだことがあって、まずいということが分かっていたので

買うつもりはなかったのだが、連れが飲みたいというので買っちゃいました。

味はですねぇ、・・・飲んだときは普通のスプライト、後味はのど飴っていう感じ。

日本で売っているんでしょうか・・・?

まぁ、いずれにせよ飲めたもんじゃありません。

まぁ、特売で売っていたのもうなずける

また飲みすぎてもうた・・・

今日は同僚が日本に行って高校の先生になるということで、

寧波市の「稲川」という日本料理店で送別会がありました。

久しぶりに日本料理を食べたので、なんか分かりませんが舞い上がっちゃって、

しこたま飲んじゃいました。・・・反省。

普通に学校で中華料理などを食べる時はそんなに酔っ払わないんだけど、

日本料理を食う時って、なぜか酒が勝手に進んで大失敗するんだよなぁ・・・

帰るときタクシーではいちゃうし、連れには大目玉を食らうし・・・

飲んでるときは極楽でしたけど、帰ってからは地獄でした・・・

日本から来た教授の話を聞いて

今日は東京の大学から先生が来て、大学で講演してくださった。
先生は、よく中国、特に雲南省に来られて、
少数民族の調査をされているそうだ。

今日の講演のテーマは「長江文明」。
長江中~下流域で発達した稲作文明についてである。

稲作文化がどこで発祥し、どのように広がっていったか、様々議論があるが、
近年になって長江流域で炭化した米が発掘され、注目されている。
先日行った河姆渡遺跡もその一つである。

長江文化の話は、それはそれで興味深い内容だったが、
もっと面白かったのは、先生がなぜ中国の少数民族について
調査しているかということを話したところだ。

要約すると、このような話だ。



少数民族の多くは、歌を大事にしている。
歌で求婚したり(これは日本の平安時代に似ている)、
けんかや裁判したりもする。
彼らは歌うことによって神の世を疑似体験し、神と一体化するのだ。

歌が日常社会において人と人との交流の潤滑油として働いているのだ。

 

現在日本では、「ひきこもり」という現象がある。

人間関係に疲れて、家に閉じこもってしまうという現象だ。

日本は社会が多様化し、また人間関係が多様化して、

精神的に住みにくい社会になってしまった。

そんな時、彼ら少数民族のように歌を歌ってみるというのはどうだろうか。

歌には厳しい人間関係を緩和する力がある、・・・というような内容だ。

 

 

先生の話は、私のように日本で教職を目指す私にとって

非常に興味深いものであった。

確かに私の経験上、音楽には強い力がある。

中学校の時、みんなで合唱すれば、クラスが一体化したように感じた。

合唱がクラスの団結に一役買っているのである。

 

しかし、現在のゆとり教育では「音楽」の授業はより軽視されてしまった。

中学校では1年間で、1年生で45時間、2・3年生で35時間になった。

歌にそのような力があるとすれば、みんなで歌う機会がなくなるということは、

逆に生徒たちのゆとりを奪うことにはならないだろうか。

「ゆとり」は、時間的なゆとりだけでなく、精神的なゆとりも指しているはずだ。

現在のゆとり教育は時間的なところだけを重視して、

精神的なところはそれほど補ってないように思われる。

 

現在は中国にいるので、日本にいるより詳しい情報は伝わらないが、

最近はゆとり教育に対する批判が高まっているようである。

教科書にも発展的な内容を盛り込み、以前より厚みを増したそうだ。

いずれにしても、勉強で疲れた、あるいは人間関係に疲れたとき、

そのはけ口として、音楽という機会は非常に重要な機会だと思う。