勾践の館~寧波滞在記~ -7ページ目
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昼寝の習慣

わたしには昼寝の習慣がある。

日本にいたときはもちろんそんな習慣はなかったが、
中国に来てからある程度(というかかなり)休み時間が多いので、
家に帰ってからよく昼寝をする。

ひどい時は午後1時に寝て、6時まで寝ている。

仮眠を取ると、仕事の効率が上がるという。
でも、それは30分から1時間程度のことだろう。
私の場合は仮眠どころか熟睡である。

今日も午後2時から6時まで寝ていました・・・反省。

いずれ日本に帰りたいと考えているのだが、
この習慣は早く改めなければなるまい・・・。

百人一首

今日は会話の授業で日本の文化を教えてみようということで、
百人一首を持って行ってやらせてみた。

対象は成人学院日本語専攻2年生。日本語を1年間勉強したばかりだ。

ちょっと難しいんじゃないのという批判も聞こえてきそうだが、
簡単にするためにルールを変えて、下の句だけを読むことにした。
また、歴史的仮名遣いも、ひらがなの通りに読んだ。
例えば、「けふ」は「きょう」と読まずにそのまま「けふ」と読んだ。
授業の前に和歌のルールである「5・7・5・7・7」を簡単に説明した。

学生たちは歌の意味はまったく分からないはずだが、歌を読ませてみると、
自然に「7・7」で区切って読んでいる。
読ませる前にわたしが何度か読んだだけだが、
それを聞いただけでそれを真似て調子を合わせて読んでいるのである。
彼らはもう頭の中で、日本語のリズムを感じ取っているのだ。

いつも単語や文法を暗記するだけでは疲れてしまう。
このように日本語を別の角度から見るという点で、
彼らにいい機会を与えたのではないかと思う。


中国語レベル・・・

今日は授業が朝1コマ(8:00~9:35)だけだった。
授業後、すぐさま寮に帰って、パソコンとにらめっこした。

中国の大学の外籍教師(外国人教師)の授業は少ない。
私の場合は、月・土・日が休み、他の曜日も午前で上がりだ。
そんなわけで余暇は有り余っているが、他の人たちは仕事or授業なので、
ひとりでパソコンをいじるぐらいしか時間をつぶす方法が見つからないのだ。

ところで、わたしはここ中国に1年半滞在している。
・・・しかし中国語はほとんどといっていいほど話せない。
読み書き(メールなど)はあまり問題ないが、会話は無理である。

実は、ここに赴任する前に1年半ほど勉強したことがあって、
そのころは中級手前ぐらい(だと思う)の会話力があった。

しかし、ここに赴任して中国語を話す機会にほとんど恵まれなかった。
ここのスタッフはみんな日本語がうまく(教師だから当たり前だが)、
あえて中国語を話す必要がない。日本で仕事しているのと同じ感覚である。

「じゃあ、学生と話せばいいじゃん」という声が聞こえてきそうだが、
わたしはたとえ日本語習い始めの1年生に対してでも
中国語を話さないことにしている(この理由はおいおい話しましょう)。

そういうわけで、中国語能力が見る見るうちに落ちて、
今では以前と比べられないほど話せなくなってしまった。
まぁ、それでも1人で買い物ぐらいはできます。

今日学生たちと食事をしてふと思った。
ヤッパリ言葉は話さないとなぁ・・・。

はじめまして!

はじめまして!中国からお届けします。
今更ですが便利な世の中になりましたねぇ。
いつでもどこにいても最新の情報が送受信できる・・・!
特にこちらに住んでからそのありがたみを強く感じております。

今日大学の事務所に行って、雑務をこなしていてふと感じたんです。
もうここに来て1年半が経過しました。
(予定では)あと半年でこの地を去ることになる・・・。
・・・このまま何も残さないで去っていいものなのかなぁ・・・、と。

前からBlogのようなものを作りたいなぁという気持ちはあったんですが、
何かと理由をつけて作らずにいて、今に至ってしまいました・・・。

なんか思いつきみたいな感じですが、
今日からちょくちょく書いて残していこうかなと思います。

来た当初に作れば、新鮮な感想を率直に書くことができたと思うんですが、
まぁ、その辺はおいおい付け足して書いていこうと思います。

主に中国での体験、日常生活から旅行の記録まで、
また日本語の授業などを自由気ままに書いていこうと思います。

今日は初めてなんで、この辺で失礼いたします。
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