日本語の長音
日本語は発音は簡単な言語だと言われる。
しかし、日本語学習者にとって長音は比較的難しい発音の一つではないだろうか。
よく、授業中に単語の書き取りをさせると、学生に長音があるかどうか確認される。
今日あるところに電話をかけた。その電話の相手は別の中国人の先生から
「じょ」という名前の先生だと聞いていた。
だから、電話する時、電話の相手に「Xu laoshi zai ma?」と言った。
意味は「徐(じょ)先生いますか?」だ。
でも、相手はここは「徐じゃない、間違いじゃないの」と言ってきた。
おかしいな、発音が間違ったかな。Xuの発音が悪かったか、と思って、
電子辞書で確認して、もう一度電話をした。でも、やっぱり間違いだと言う。
それでもう一度、その紹介してくれた中国人の先生に確認した。
「電話番号あってますよね、徐(じょ)先生ですよね?」と。
そしたら「じょう先生です。常老師(Chang laoshi)。」と答えてきた。
ええ~、この間、徐先生って言ってたじゃ~ん。
その後、実際に「常先生」に電話をして、大笑いをした。
まあ、しっかりと中国名を確認しなかった私も悪いが、
それだけ学習者には発音の長音の有無の区別が難しい。
学生の皆さんは、少し注意して朗読してみましょう。